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しもやけになった!!痛くてかゆい冬の皮膚病

しもやけ 凍瘡(とうそう)  

しもやけは、痛くてかゆい冬の皮膚病の代表格です。

住まいの環境がよくなったせいか、昔(30-40年前)に比べればしもやけは減ったといわれます。でも、しもやけで受診される患者さんは、結構います。

さて、診断と治療は・・・・

しもやけは凍瘡(とうそう)といいいます。似ている病名に、凍傷(とうしょう)がありますが、これは冬山などで、低温度により皮膚や皮下の組織の血液の流れが完全に止まった状態が続き、組織が死んでしまった状態をいいます。

しもやけの症状は」、手足の平や指に5-30mm大のまん丸の赤紫の皮疹として出現します。そのうち、中心部が白く浮いてきて、水ぶくれになったりします。この水ぶくれが破れると、ふやけた皮膚から水や血が出てきたりします。痛くて、かゆい。結構つらい病気です。

一度でも見たことがある人(特に寒冷地で幼少期を過ごした年配の方)にとっては、すぐ診断できる病気です。でも、しもやけを見たことがない研修医などには、診断が難しい場合もあるようです。

注意が必要な場合です。
島状に多発している(途中に正常な皮膚がある)場合は、しもやけの可能性が高いですが、

・指の先端だけにできているとき
・指全体が紫色になっているとき
・手足の指の皮膚が硬くてはれぼったい感じがあるとき
・爪の根元の薄皮(爪上皮あるいは爪小皮)に小さい出血があるとき


・そして、一番大事なのは、ゴールデンウイークを過ぎても治らないとき

・・・は、病院で診察を受けましょう。膠原病、抗リン脂質抗体症候群、ほかの検査が必要な場合があります。まずは皮膚科専門医へ。

治療です。これが結構やっかいです。

研究で多くの(それでも十分とはいえませんが)データがあるのは、ニフェジピン(商品名:アダラートなど)という血圧の薬です。保険は通っていません。また、血圧が正常な人に飲ませていいのかという大きな問題が残ります。したがって、日本では使えません(こんな薬は山のようにありすが・・・)。
高血圧や狭心症などがある方は試してもいいかもしれません。でも、しもやけは若い人に多いので、中高年で血圧や心臓に問題がある方に突然しもやけができ始めた場合は、しもやけ以外の血行障害を起こす病気を区別したければいけないと思います(つまり、しもやけではない可能性がかなりあるということです)。

日本で保険で使える薬は、ビタミンE、ニコチン酸アミド、ヘパリン類似物質入り軟膏(ヒルドイド)、ステロイド外用剤、唐辛子エキス、漢方などです。

上記の薬で、あまり劇的に効いた、という感じはないです。ビタミンE(ユベラ)などは、予防的に飲めば少しいいようです。そして、かゆみや赤みが強い場合は、ステロイド外用剤が効きます。 
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2008年02月17日 トラックバック(0) コメント(0)












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