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蜂(ハチ)に刺された!!さて、どうする?

蜂(ハチ)に刺された!!

今週に入り、ハチに刺されて来院する方が急増しています。毎日3-4人は受診されます。

さて、ハチに刺されたらどうしたらよいのでしょう?

関連記事:蜂のアレルギーの検査は?(蜂アレルギー2012年版)

ハチに刺されて問題になるのは、良く知られているように命を失うことがあるショックです。

ショックはこんな感じで始まります。大事なことは刺されて即、15分以内に始まるということです。

1.顔がほてったり、刺された部位以外の皮膚にじんましん(ミミズバレで痒い)が出てきます。
2.目が痒くなり、涙が出て、のどもイガイガしてきて呼吸が苦しくなってきます。ヒーヒーする息(喘息のような)。
3.気分が悪くなり、吐き気、頭痛、腹痛、下痢などが起きる

そして、
4.目の前が暗くなってくる・・・・血圧の低下です。

ポイントは、刺されて直ぐ出る、刺されたところやその周囲以外の皮膚に痒い赤みやミミズ腫れ様の皮疹がでる。花粉症のような症状。体の調子がなんとなくおかしいです。

こういう症状が始まったらどうするか?

1.周りにヒトがいれば、救急車を呼んでもらうか、そのヒトに病院に連れてきてもらうこと。顔がほてるぐらいでも注意したほうがよいと思います。大切なことは絶対1人で病院に行こうと思わないことです(自分ひとりしかいない場合はしかたないですが)。最悪の場合、車を運転している途中で目が見えなくなります。

2.ただし、山の中で作業などをしている場合は間に合いません。ハチアレルギーがある方は「エピペン」(http://www.epipen.jp/)という自分で注射できるセットがありますので、購入して携帯しましょう(1-2万円と高いですが、命のためです)。*保険が通るようになりました。3割負担で3000円ぐらいで手に入ります。山仕事など蜂と遭遇する機会の多い方は、いままで蜂刺しによるアレルギーがなくても処方できるようです。病院の窓口に聞いてみてください。関連記事はこちら:エピペンが保険適用になった。このショック症状は短期間で治まりますので、その間、薬(エピネフリン)で血管を細く縮めて血圧を上げ(ホースで庭に水をまくときの要領です)てやればいいのです。

指された部位とその周囲のみが赤く腫れて痛いだけなら急ぐ必要はありません。刺されたところに早く薬をぬることがショックの予防にはなりません。全身に赤みや痒みがでてきたり、体の調子がおかしいようなら薬をぬったり、キズを洗ったりなどしていないですぐ病院へ行きましょう。

*ポイズンリムーバー(毒吸引器)という、注射器がたの毒針除去器具がアウトドアショップにおいてありますが、これは皮膚に残った毒針が後でしこりになるのを防ぐための、単なる毒針除去器であって、これでショックは予防できません。ショックは刺された時にわずかに入るハチ毒に対するアレルギーで起こります。ポイズンリムーバーを携帯していてもなんらショック予防にはなりませんので気をつけてください。

普通は刺された部位が赤くなって腫れている程度で(これでもかなり痛いですが)、1時間経っても刺された部位とその周囲の赤みだけで他に症状は出ません。この場合は、急ぐ必要はありません。病院で塗り薬をもらいましょう。ただ、刺された翌日から急に腫れてくることがあります。刺された場所の腫れが日が経つにつれて悪化し、何日も続くようでしたら、ハチ毒に対してアレルギーを獲得(かくとく:アレルギーになっちゃった)した可能性があります。病院でハチにアレルギーがないか検査してもらいましょう。

・・・話題変更・・・
「二度目が危ない」・・・よく言われます。一部本当で、一部まちがいです。ショックはアレルギーで起こりますから(虫の毒そのものによる中毒反応ではありません)、「ああ、この虫(例えばハチでもアリでもなんでもいい)の毒は俺の体と相性が悪いなあ」と、体が思った時からアレルギーは起こります。だから、以前違う種類のハチに刺されたり、ハチ関連の食品を取ったときに体が相性が悪いと思ってしまえば、次に別のハチに初めて刺された時でも、毒の成分が似ていれば、初めてでもショックは起こる可能性があります。逆に何回刺されても体が拒否しなければ刺された部分のみの反応で終わります。
関連記事:「かぶれと人間関係、アレルギーと人間関係

・・・さらに話題変更・・・

調べてみたら、ハチは世界中に10-13万種もいるそうです。日本には5000種、そのうちヒトを刺して問題になるのは20種もいるそうです。こんなにいるとは知らなかった。

私自身も小学生の時に、山道でハチの大群に襲われ、20箇所以上刺されたことがあります。痛いというよりも、タバコの火を押し付けれれるような熱さを感じました。翌日が遠足で、歩くのに痛くてつらい思いをしました。

関連記事
・蚊にさされても腫れ方が人によって違うのはなぜか?
・ケムシによる皮膚炎
・日本のドクグモ
・マリリンモンローとダニ
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2007年08月16日 トラックバック(0) コメント(1)

靴下をはいたらガラスの欠片をふんでささったような痛みが一瞬
なにかと思って靴下をぬいだら白黒のしまにみえたはちでした
4時頃でした
今少し腫れて少し痛いです

2012年11月28日 杉本允子 URL 編集












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