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ロキソニンとデング熱


商標名ロキソニン(一般名:ロキソプロフェン)はとてもよく使われる鎮痛剤です。効きが良いので私も時々飲みます。日本で鎮痛剤の売り上げに占める割合も高いと思います。

今朝のニュースで、デング熱にロキソニンを使うとデング熱による出血傾向が増強するので注意が必要であるとのコメントが出ていました。UpToDateといういつも参照するWeb版英語教科書で確認してみました。

関連記事: The hot never bothered me anywayとデング熱

SEP14 2014baka
キノコを探して近所の里山へ いきなり軍手にひっついた種
SEP14 014 kinoko
ちょっと遅かったけどイグチが結構取れました
Sep14 2014 yuuyake
Sep15,2014の夕方 なかなか見られないみごとな夕焼けでした


このサイトでこれまで何度も参照しているUpToDateは有料の米国の医学電子教科書です。四半期ごとにバージョンアップされるので書籍になった教科書より最新の情報が載っています。

デング熱の治療の消炎剤の項を読んでみました(私の訳や解釈に間違いがあるかもしれません。原本を参照してください)。

1.発熱や筋肉痛に対してはアセトアミノフェン(代表的な薬品名、カロナール)を使用する。
2.非ステロイド系消炎鎮痛剤(ロキソニンに限定せず、いわゆる鎮痛剤全体)は出血傾向の増悪や小児においてはライ症候群(水痘,ミズボウソウのときに鎮痛剤を飲むと起こるのが有名です。重症の肝臓障害などを起こすことがあります。)を起こす危険性があるので注意する。

UpToDateには、ちゃんと書いてありました。さすがです。日本語のサイトにはあまり書いてありませんでした(私自身が知らないのかもしれません)。日本の報道ですとロキソニンだけに注目が集まりそうですが、一般的な消炎鎮痛剤(アセトアミノフェン以外の痛み止め)の投与は注意が必要とのことです。アセトアミノフェンは痛みを抑える作用はありますが炎症を抑える作用はないので、非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAIDs)とは別の薬品になっています。

以前の記事にも書きましたが、たとえば帯状疱疹の治療のために抗ウイルス剤を処方しますが、腎機能が落ちている方は薬の代謝(薬の効果を消す、あるいはある程度効いたら体の外に捨てる)ができずに痙攣などの副作用が出ることがあります。帯状疱疹は痛いのでロキソニンを処方することがありますが、ロキソニンは腎臓を流れる血液量を減らすので腎臓を経由した代謝(尿に捨てること)が減るので、、一緒に飲んだ抗ウイルス剤の血液中の濃度が上がり痙攣をおこすことがあります。やはり初期の鎮痛にはカロナールが安全です。鎮痛剤はいろいろな場面で飲むことが多いので、飲み合わせには注意が必要ですね。



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2014年09月17日 トラックバック(0) コメント(0)












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