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命をいただきます


日本皮膚アレルギー接触皮膚炎学会に出ました。さまざまな物質によっておきたアレルギーが報告されます。以前このブログでも紹介した牛肉や豚肉のアレルギーについての発表もありました。ちょっと追加を。

oumiichiba
金沢の市場はみごとでした 香箱ガニいただきました


牛肉や豚肉によるアレルギーの元になる抗原はgalactose-α-1,3-galactose(α-gal))という物質です。この抗原は、吸血ダニ(フタトゲチマダニ)やセツキシマブという癌のお薬などに含まれます。牛肉や豚肉のアレルギーが島根に多く、この地域が日本紅斑熱というマダニがうつす感染症の好発地域でもあることから、マダニに食いつかれたときに、この抗原に感作された(体がいやだという記憶を持ってしまう)のではないかと言われています。ここまでは以前の記事のままです。

α―galは霊長類にはなく、霊長類以外の四脚動物が持つ抗原だそうです。ですから、豚肉や牛肉でアレルギーを起こす方は羊肉も合わない可能性があります。ダニと四脚動物の間になぜα―galという共通抗原が存在するのでしょうか。ダニがこれらの動物の血を吸うことで体に取り込んでいるのでしょうか。わかりません。食物アレルギーの話を聞くたびに、あらためて私たちは自分以外の種の命をいただいて生きているのだ、ということを実感します。考えすぎですかね。
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2013年12月01日 トラックバック(0) コメント(0)












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