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両手がしびれる 痛い 夜中や明け方に症状が強くて目が覚める

両手がしびれる 痛い 夜中や明け方に症状が強くて目が覚める
手を振ったり、握ったりすると痛みが少しやわらぐ
最初は指だけだったのに腕の方まで痛くなってきた

更年期以後の女性や透析中の方

手根管症候群かもしれません

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2013SEPhimawariasagao
夏の名残です

皮膚科には皮膚の症状で受診される方が圧倒的に多いのですが、皮膚に何も症状がないけれど、痛み、かゆみ、熱い、冷たい、変な感じがする、などの症状を訴える方も結構います。また、感覚が鈍っていることをご本人が気づいていないために、褥瘡のような皮膚潰瘍ややけど(熱傷、火傷)で受診され、神経の異常がわかることがあります。神経の異常が疑われれば専門医(神経内科や整形外科)を紹介しますが、紹介前にある程度どんな病気か予測できたらさらによいのにと思うことがあります。

いつものように前置きが長くなりました。

手根管症候群は手の平の奥を走る神経が圧迫されて起きる病気です。内科的な病気がない場合(特発性)は圧倒的に中高年の女性に多いといわれています。内科的な病気によるものとしては、血液透析を受けている方ではアミロイドという物質がたまって神経を圧迫して症状を起こすことが知られています。透析でアミロイドがたまっているかたは、皮膚(シャント側の前腕皮膚など)に小さい黄色いブツブツがたくさんできている方もいます(皮膚にアミロイドがたまっている状態です)。アミロイドは免疫グロブリンや死んだ細胞の残骸からできる物質です。免疫グロブリンは形質細胞(リンパ球)が作りますので、形質細胞が増える病気である骨髄腫などがかくれていることがあります。

アミロイドがたまると血管が弱くなるため、ちょっとすれただけで出血斑がでることがあります。ぶつけたきおくもないのにまぶたや背中、口の粘膜や舌に出血斑が出ることがあります。舌も大きくなって歯の跡が付いたりします。アミロイドが心臓にたまると心不全になります。また、腸の壁にたまると栄養を吸収できなくなったり、下痢が続いたり、体重が減ったりします。皮膚科の病気では長い間乾癬があって難治性の下痢が続くようならアミロイドーシスを疑います。

手根管症候群を疑った時に自分でチェックする方法は以下です。

1)症状の始まりは、中指と薬指、次に親指、人差し指にしびれや痛みがあるが、小指には症状がない
2)手首を直角に曲げたままで1分ほどおくと症状が出る、強くなる

参考文献:手根管症候群のガイドライン(日本神経治療学会)

追記 今朝2020年のオリンピックが東京に決まりました。7年後の自分や家族の年齢を考えてしまいました。「けっこう、あっというまかもしれないね」という家族の言葉に納得。なにかせねば。
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2013年09月08日 トラックバック(0) コメント(1)

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2013年09月14日 編集












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