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両腕に小さいぶつぶつができて、ザラザラする

両腕に小さいぶつぶつができて、ザラザラする


 10~20歳代の若い人の両方の上腕の特に外側がザラザラしている。よく見ると、毛穴に一致して、1mm以下の小さいぶつぶつがたくさんできている。正常の皮膚色の場合もあるが、普通は少し赤茶色をしている。


毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)です。

両腕に小さいぶつぶつができて、ザラザラする


 10~20歳代前半の若い人の両方の上腕の特に外側がザラザラしている。よく見ると、毛穴に一致して、1mm以下の同じような大きさの小さいぶつぶつがたくさんできている。正常の皮膚色の場合もあるが、普通は少し赤茶色をしている。


毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)です。腕や太ももの前にもよくみられます。病名は違いますが、両頬(耳の前)が全体に赤くて、ザラザラする症状を一緒に持つ方も多いようです(顔面毛嚢性紅斑黒皮症:がんめんもうのうせいこうはんこくひしょう・・・・なんで皮膚科の病名はこんなに長いのだろう?・・・学生の時からの疑問)。


毛孔性苔癬は遺伝する疾患です。常染色体優勢遺伝(じょうせんしょくたいゆうせいいでん)、つまり、お父さんかお母さんのどちらかに同じ症状があります。でも、美容的な問題(実は本人にとっては大きな問題かもしれませんが)以外には特に内蔵の病気や癌などとは全く関係のない皮膚症状です。


子供のころにでき始め、思春期にかけて目立つようになります。20歳を過ぎると良くなり始め、30歳過ぎには目立たなくなります。つまり、一番肌などを気にする年代に特に目立つという、少し意地悪な皮膚疾患です。


一緒に受診したお父さんやお母さんに聞くと、「そういえば若いときはあった」とおっしゃることも多いと思います。


治療は、サリチル酸ワセリンや尿素軟膏で柔らかくし、表面をなだらかにするぐらいでしょうか。ピーリングなども良いかもしれません(経験はありませんが)。


こんな、病気ですが、疑わしい原因遺伝子がもう同定されています。遺伝子座は18番染色体の単腕、ラミニンという線維を構成する成分に関わる遺伝子です。


思春期だけ目だって、年齢とともに治ってしまうというのは、どういうことが起きているのでしょう?ホルモンでしょうか?実は私も昔はありました。今見てみたら、全然ありません。「あー、最近腕のブツブツも目立たなくなってきたなぁー」なんて、少し寂しくなったりして。

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2007年06月28日 トラックバック(0) コメント(1)

まさしくその症状です。

悩んでいます。

2012年09月04日 URL 編集












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