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私はこれが知りたい

研修医向けに「皮膚科医の一歩」を書き始めて1ヶ月経ちました。物事はとにかく始めてしまうことが大切であることをまた感じました。始めてしまうと育てたくなるんですね。

さて、本にも書きましたが、初めて外来に来た患者さんに最低限聞きたいことをまとめておきます。

カエル2012コケ
育てているコケにカエル
sobabatake2012
蕎麦の花が咲き始めました
yorozui 2012
ラフティングを楽しむ方々。いつもの川で。
saitokinen2012
サイトウ記念も20周年。この旗もあと1週間で消え、秋が来ます。

私が病気を診断するときに患者さんから聞きたいと思う最低限のことがらは以下です。

1)いつ気づいたの?
2)気づいたときの状況は?
3)気づいてから今日までの変化は? 悪くなっている? 大きくなっている?
4)何か治療しました?どこかのお医者さんにかかりました?家にあった薬を使いましたか?
5)持病はありますか?
6)何か飲んでいる薬やサプリはありますか?
7)今まで薬でアレルギ-(具合がわるくなったこと)はありますか?

1)ずっと前、や、最近、というのはなしですよ。個人的な経験では、”ずっと前”は50年から1週間、”最近”は1年から3日前の幅がありました。

2)初めて気づいたときの状態を覚えている限りでよいので、教えてください。今の症状との比較ができます。
患者さんはあまり意識していないかもしれませんが、病気の診断には、急に始まったのか、なんだか前からあったような気がするという感じで始まったか、など、始まり方がとてもヒントになるんです。

3)今日までの間にどんどん悪くなっているようなら、急いで対応しないといけません。

4)何か治療をしていると、今私が見ている症状は本当の症状ではない可能性があります。治療でマスクされている可能性を可能性を考えないといけないのです。さら、今の治療が逆に病気を悪くしている可能性もあります。信じられないかもしれませんが、良かれと思って使った薬が症状を悪化させているということは少なくないのです。今の症状に対して使用したお薬は必ず受診時に持って来てください。

5)皮膚は内臓の鏡と言われることがあります。それほど多いことではありませんが、内科や整形外科などで治療されている症状と皮膚症状が同じ病気で起きていることがあります。

6)皮膚病ににかかわらず、ほとんどの症状は薬物で起こせます。特にアレルギーはお医者さんでもらった薬と同じように、健康食品でも起きます。

7)薬のアレルギーを起こした方は、必ずその時にかかっていた医療機関からお薬の種類と病名を聞いておいてください。保険証にメモをはさんでおくと良いと思います。二度も同じ事をおこし、それが命取りになったら非常に残念なことになります。
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2012年09月02日 トラックバック(0) コメント(2)

ありがとうございます。本来はもっとオープンに患者さんに向かわなければいけないのですが、診察時間が限られている場合はしかたないのです。

2012年09月10日 ビーアンビシャスボーイズ  URL 編集

ども!いいですね!Dr.G。問診で病の原因を探る。そういうお医者さんがふえて欲しいものです。

2012年09月09日 azm URL 編集












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