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すねの傷が治らない

すねの傷が治らない


すね(下腿)に赤い湿疹のようなものができて、しばらくするとジクジクした傷ができ、それが拡大してコイン大の潰瘍になって治らない。こんな患者さんが少なくありません。考えられる病気は次の2つ。

すねの傷が治らない


すね(下腿)に赤い湿疹のようなものができて、しばらくするとジクジクした傷ができ、それが拡大してコイン大のびらん潰瘍(かいよう)になって治らない。こんな患者さんが少なくありません。


よくある病気は、次の2つ。他にも病気はたくさんありますが、私個人の経験では・・・


1.静脈うっ滞による皮膚潰瘍


2.貨幣状湿疹


1の静脈うっ滞による皮膚潰瘍は、静脈がうまく心臓に帰っていかないために、血の停留が起きて、その周囲の皮膚に炎症や潰瘍ができる病気です。・・・と説明すると、


患者さんは「血のめぐりが悪いってことかい、先生?」と聞いてきます。


血のめぐり(心臓から押し出される動脈血)は問題ないのです。行きはいいのですが、老廃物を持ってもどる帰り道がうまくないのです。動脈は心臓というポンプで押し出されますが、静脈は周りにある筋肉が運動によって伸び縮みするときに押されて中の血液が動き、1m以上の高度を心臓まで戻ってきます。静脈の途中をグッと押しても、血液は上下両方に動いてしまいそうですが、逆流防止の弁があるので上へ上へと動くのです。この弁がいかれてしまったりするとうまく血液がもどらず、静脈が腫れてしまいます。静かに2-3分立ったままでいると、すねの血管が腫れてきます。静脈瘤といいます。静脈は皮膚の浅いところと深いところを走っていますが、浅いところの静脈の異常のみであれば外科的な治療ができます。また、脚をきつく絞める専用のストッキングはどちらにも有効です。皮膚科や血管外科の先生に相談してみてください。


2の貨幣状湿疹は冬から春にかけてよく見られます。こじらせた湿疹でばい菌もついてます。体中に多発します(まるでうつるように増えますが、感染するものではありません)。市販の薬や、弱から中等度の強さのステロイドでは治りません。専門医での治療を勧めます。

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2007年06月07日 トラックバック(0) コメント(0)












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