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黒 茶 青 皮膚の色

皮膚の色は、下を走る血液の色やカロチンなどの沈着など、いろいろな成分に影響されますが、メラニンによる影響が一番強いかもしれません。

皮膚のいわゆるシミには黒、茶色、青などのさまざまな色合いがあります。
この差は、メラニンの存在する深さによります。

fly2012
何年かぶりにフライを作りました。が、量産したこのビジブルにお魚は興味を示しませんでした。
kurko 2112-1
オーストラリア産木製クロコに色付け
kuroko2102-2
サイケなクロコになりました

myouga 2012
ミョウガの芽が出てきました

メラニンには2種類あります。ユーメラニンとフェオメラニンです。前者は黒く、後者は黄色です。一般的な日本人が多く持つのは黒いユーメラニンであり、白人はユーメラニンが少なく、ユーメラニンが最も少なくフェオメラニンが多いと赤毛になります。赤毛の方は紫外線に弱く、そばかすが多くなります。「赤毛のアン」です。

本題に戻ります。

黒いアザ(あるいは黒いほくろ)はメラニンが表皮(ひょうひ:皮膚の一番浅いところ)の浅いところにメラニンがたくさんあります。

表皮の一番下(深いところ:下の方といっても、表面から0.5mm程度のところ)は基底層といって、表皮細胞の生まれるところです。ここに表皮細胞10個に1個の割合でメラニンを作る色素細胞(メラノサイト)が分布しています。表皮にメラニンの量が少ない場合と、表皮の基底層にメラニンがある場合は茶色になります。

表皮の下は真皮(しんぴ)といいます。線維(コラーゲンなど)でできています。表皮の直下にメラニンがあると黒に近いグレーに見えます。本来メラニンのないところですので、こんな色に見えるということは、表皮からメラニンが下に落ちたということになります。メラニンが落ちるということはメラノサイトの存在する表皮に破壊がおきたということですから、過去あるいは現在、表皮の下のほうで炎症が起きたことを示しています。何か起きた後遺症と言えます。アトピー性皮膚炎の方で、首や腕に点状のシミが残っている方がいますが、灰色がかった茶色(くすんだ茶黒)に見えます。

さらに真皮の深いところにメラニンがあると青くなります。ここまで表皮からメラニンが落ちてくることはありませんので、メラニンを産生する腫瘍が存在していることになります。ほとんどはホクロであり、青色母斑(せいしょくぼはん)と呼びます。頬に広く出ている場合は、太田母斑(おおたぼはん)です。この青色はレーザーがよく効きます。似ているのに、肝斑(かんぱん)というのがありますが、青や灰色の成分はなく、茶系単調な色合いを示します。表皮の基底層にメラニンが増えています。レーザーは効きにくく、ハイドロコロイドなどの染み抜きが有効です。刺青もこのレベルに炭を入れるので青線に見えます。下手な刺青は炭の入る深さがバラバラなので。色調も一定しません。

皮膚科医は、じーとシミを見ながらこんなことを考えているのです。例えば「なんか灰色がかってるなぁ・・・昔になにか炎症があったんだ。きっと。」など
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2012年05月06日 トラックバック(0) コメント(2)

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