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お尻の穴が痒い

お尻の穴のまわりが痒い お尻の穴やそのまわりを痒がって受診される患者さんは少なくありません。相談するにも部位が部位ですから、我慢を重ねてから意を決して受診されたと思われる患者さんもいます。 さて、原因は?病名は?・・・・

お尻の穴のまわりが痒い お尻の穴やそのまわりを痒がって受診される患者さんは少なくありません。相談するにも部位が部位ですから、我慢を重ねてから意を決して受診されたと思われる患者さんもいます。


さて、原因は?病名は?・・・・ ここから先は私の経験に基づいた全くの個人的な意見です。このブログでは、できるだけ間違いのないように、いろいろ調べてから書くようにしていますが(調べてみるとよく言われていることが、意外と違っていることに気づきます。また、それが次のお題につながったりします)、今回のお題については全く個人の見解として書きます(他の皮膚科の先生とは意見が異なる可能性があります)。また、いつもどおり難しく稀な病気は割愛します。


 お尻の穴のまわりが痒い方のほとんどの原因は、「粘膜の細かい傷」・・・だと思います。この傷が痛痒さの原因だと思います。


傷ができる・・・便などがしみて痛痒くなる・・・よく洗う、ごしごし洗う、排便のあと良く拭く・・・傷がさらにできる・・・痒いので搔く・・・傷ができる、粘膜が厚くなってゴワゴワしてくる(慢性湿疹の状態)・・・かゆみが慢性化する。


これに、市販のデリケート部分用のクリームなどを塗って、さらにかぶれている方もいます。 では、どうしたらよいか?


おすすめは、


まず、洗浄型トイレあるいはハンディーの洗浄用機器の使用です。食器用洗剤の空容器(最近のものは昔と形状が変わっているものも多いですね。胴体を押すとピョッと液体が飛び出るタイプのものです。)なども使えます。微温湯で肛門をさっと洗い、温風乾燥かやわらかいティッシュなどで、そっとおさえるように水分を取ってもらいます。決して横方向にこすってはいけません。赤ちゃんのオムツの交換のときと同じ方法です。


次に、お風呂も同じ。石鹸を使わない。こすらない。拭き取らない(抑えるだけ)。 最初の数日は痒みがあるため、弱めのステロイド外用剤を使用したほうがよいでしょう。その後は、ワセリンなどで保護するのみでよいかと思います。スプレー式の皮膚保護剤もあります(アルケアのリモイスコートなど)。市販の外用剤はあまりおすすめできません。痒みを取る、と称してハッカ、局所麻酔剤、消炎剤、など多数の成分が含まれているものは特に良くないと思います。かぶれや逆に刺激を与えている印象をいつも受けます。また、薬を擦り込むようにつけることが、さらに痒みを誘発する原因にもなっているようです。


 他の病気の可能性は? 時にカンジダなどのかび、稀ですが、痔の薬によるかぶれ(特に麻酔剤とフラジオマイシンなどの抗生物質など)、非常に稀ですが乳房外パジェット病(癌)、肛門癌の皮膚への這い出しがあります。皮膚科へどうぞ。

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2007年05月31日 トラックバック(0) コメント(0)












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