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しもやけと縦横、縦横の亀甲文字

記録的な早さで梅雨に入りました。ちょうど1年前に大切な人を亡くしました。冬になるといつもしもやけでつらい思いをしていたおじです。

wakegi negibouzu
ワケギの葱坊主
山椒のみ
山椒の実(佃煮にしました)

人は46個の染色体を持ちます。22個の染色体を2個ずつと女性はXX、男性はXYで46個です。しかし時に21番の染色体を3個持つ方がいます。ダウン症です。

私のおじはたぶんダウン症でした。かずちゃんといいます。祖母が高齢で出産したため、年が割合近く、小さい頃はよく遊びました。相撲をよく取りましたが、私がかなり無茶なことをしても(今思えば)怪我をさせないように優しく力を逃がすようにしていた感じがします。小学校に入る前、彼は一生懸命私に文字を教えてくれました。縦線と横線からなる亀甲文字のような字です。その頃ひらがなは何とか読めるようになっていましたが、その亀甲文字はさらに高度な文字だと思っていました。でも、小学校に入っても似たような亀甲文字は出てきません。小学校の高学年になってからは接点はあまりなくなりましたが、机の上に縦横縦横の字がきれいに埋まった紙を時々見ました。漢字練習帳のように。

1年前、急に意識を失って近くの病院のICUに運ばれたと連絡を受け、病院にかけつけました。意識がもどる可能性はなく、でもそばに座って小さい頃の出来事を思い出していました。深夜になり一旦家に帰ろうと思い、彼の顔を見たら右の内眼角に涙がいっぱいたまっていました。手持ちのティッシュでその涙を吸い取ったら、何にも恩返しをしていないけれど、なんだか許してもらえるような気がしました。

葬儀のあと、長年かずちゃんがお世話になった施設の先生に、よく「しゃしくん」の話をしていたけど、「しゃしくん」とはだれですかと聞かれました。私のことですと言いました。

ダウン症の方が外来に来るたびに、かずちゃんのことを思います。
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2011年06月12日 トラックバック(0) コメント(0)












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