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手が冷たい

寒くなってきました。この時期はしもやけ(凍瘡、とうそう)やかくれていた血行不良が出て受診される方がいます。しもやけはあまり見ないせいか、割合診断がむずかしい病気です。

さて、今回はちょっと注意が必要な症状についてです。昔の記事でも触れた内容です。

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手が冷たくて、赤くなったり、白くなったり、紫になったりする。

まず、指が少し腫れぼったくて、曲がりにくい感じがする場合は、指を上に反るように、力いっぱい伸ばしてみてください。指の先の方の関節と関節の間が真っ白になる方は、明らかに血流が悪いので受診してください。強皮症とその仲間の病気の可能性があります。

2-3本以上の爪の根元(爪小皮)に赤い点々(小さな出血です)があれば、強皮症の疑いがあります。

手が冷たいのに手の平が真っ赤な場合は、シェーグレン症候群という膠原病が疑われます。

すべての指の爪のまわりだけ、ぽーと赤い場合は、SLEや皮膚筋炎/多発筋炎などの膠原病を疑います。

指の関節部分に湿疹様に少し赤くザラザラしてこわばった皮疹がたくさんできている場合も皮膚筋炎/多発筋炎を疑います。この病気では、人差し指の側面に湿疹様の皮疹がでたり、肘や、膝に紫色の皮疹があったりします。

指の先の方が問題ないのに、指の途中や手の甲(関節の周囲)などに、痛がゆくて、水っぽくふくれた赤、赤紫の丸い皮疹ができている場合は、「しもやけ」だと思います。60-70歳ごろになって初めてなった場合は、やはりシェーグレン症候群を疑います。また、ゴールデンウイークを過ぎて暖かくなってもなおらないような場合はやはり膠原病などの可能性がありますので受診してください。

ずいぶん前、皮膚がんの有病率(ある一定期間に人口当たりどのくらい患者がいるかという比率)を調べるために、農村医療で有名な病院の住民健康診断について行って、皮膚がん健診をさせていただいたことがあります。手の血行不良があり、検査で強皮症の診断がついた方が何人かいました。いずれも軽い方で、進行もなかったので、特に治療も必要ありませんでしたが、けっこういるんだと思いました。健診会場は公民館が多かったのですが、屋内ゲートボール場にジェット機のエンジンみたいな暖房機を入れたところでやったこともありました。風音が強くて会話がしにくかった記憶があります。でも、住民に密着した予防医療に参加できて、なんだかここちよかったです。お昼には机の上に持込の惣菜や漬物も用意され、とてもおいしかった。
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2010年11月13日 トラックバック(0) コメント(0)












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