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手の甲や腕にかゆい小さなプツプツがたくさんできた 紫外線かぶれ?

春から夏にかけて(多くは屋外で活動することが多くなる春)、屋外でスポーツをした日の夜や翌日から手の甲(手背:しゅはい)や肘から手首までの手背側や首や頬に1-2mmの小さいプツプツがたくさん出て、少しかゆい。水を持っているのもある(水疱:すいほう)。多くは女性。春から夏にかけて繰り返しているうちに自然に治ってしまう。でも毎年出る。

光過敏(ひかりかびん、光線過敏:こうせんかびん、光アレルギー)かもしれません。
関連記事:サンスクリーン剤(日焼け止め)について

ageha1
自生したサンショウの葉っぱがだいぶ減ったと思ったら彼がいました
ageha2
アップです。カチューシャをつけた緑のジュゴンみたいでかわいいです。

特に原因(後で述べます)なくこんな症状を毎年繰り返すものの代表は多形日光疹(たけいにっこうしん)です。いろいろな皮膚症状がありますが、小さい細かいプツプツがでるのは丘疹(きゅうしん:少し盛り上がった小さいプツプツを指す医学用語)あるいは丘疹水疱型(papulovesicular light eruption)といわれています。

子どものときはなくて、ある日突然始まります。強い光に当たらなければ1週間程度で自然に治ります。原因は紫外線(一部可視光線)です。女性は男性の数倍。けっこうよくあるようで、白人は人口の20%程度、黄色人種(中国系のデータ)では0.6%程度という報告があります。(http://emedicine.medscape.com/article/1119686-overview)

チェック1
まずお聞きするのは、屋外で日に当たる前に塗ったものがないか(日焼け止め、筋肉痛などに対するスプレーなど)、健康食品、内服中のお薬など・・・意外なものが光アレルギーを起こします。ビタミンBやドクダミなど。

チェック2
次に、小学生以後に光過敏をおこす原因は、若い人であれば膠原病(全身性エリテマトーデス)、中高年では薬剤(健康食品を含む)、まれにポルフィリン症などです。

検査1
血液検査で一般的な血液検査と抗核抗体、SSーA,SS-Bを調べます。

検査2
紫外線を背中などに当てて皮疹がでるか調べます。注意が必要なのは1回かけただけでは皮疹はでません。1日1回を3日間繰り返すと出てきます(60-100%)。

治療
かゆければステロイド外用剤を塗る。サンスクリーン剤で予防する。あるいは紫外線を何度か浴びて慣れてもらう。などです。

経過
毎年繰り返してるうちに症状が軽くなっていく方と年々悪くなっていく方がいるようです。

週末に今年もお山の診療所に行ってきました。山の上は涼しいというより寒かった。日焼け止めもしっかり塗って行きました。



ネット上でみれる日本語文献

斉藤直子(東京女子医大病院雑誌)http://ir.twmu.ac.jp/dspace/bitstream/10470/11607/1/6509000009.pdf
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2010年08月08日 トラックバック(0) コメント(0)












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