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首の付け根やそのまわりに白いブツブツがある

首の付け根やそのまわりの肩から背中にかけて、3mm程度の大きさの白や黄白色のぶつぶつがたくさんできている

いくつかの病名がありますが1つを除いて問題ありません。

以下病名を。きちんとした日本語病名がない(あるいは私が知らない)ものも多いので、簡単に日本語訳をつけました。適切かどうかわかりません。

1.弾性線維性仮性黄色腫(だんせいせんいせいかせいおうしょくしゅ)・・・相変わらず長い病名ですね。学生さん泣かせですね。線維の一種である弾性線維の異常で起こる病気です。20-40歳ぐらいで診断されることが多いと思います。首の付け根や腋などに黄色い柔らかいブツブツがたくさん集まっていて、いやブツブツが集まっているというよりは夏みかんの皮のようなデコボコした感じでしょうか。眼の症状(中心部が見えにくい)で眼底検査を受けて色素線状という所見がみつかって眼科の先生が紹介してくれることも結構あります。弾性線維は血管の壁を作る重要な成分ですので、眼や心臓やそのほかの臓器の血管にも問題が起きることがあるのです。

2.Pseudoxanthoma elasticum-like papillary dermal elastosis(弾性線維性仮性黄色腫様真皮乳頭層弾性線維症?・・・私訳)・・・中国語みたいな病名になってしまいました。1番の弾性線維性仮性黄色腫に似ているが違う病気です。お年寄りの首に柔らかい白、黄色のブツブツガできます。1番だといけないから診断のために皮膚生検をしたけど1の所見がない。ただ浅いところの弾性線維がなくなっている・・なんてときはこの病名をつけるかもしれません。たぶん加齢による変化でしょうか?もちろん内蔵に病気はでません。

3.Late onset focal dermal elastosis(遅発型部分的真皮弾性線維症?・・・私訳)。やはりお年寄りにみられる。腋にも見られる。1の弾性線維性仮性黄色腫を疑って生検をしたけれど正常の弾性線維が部分的に増えている。この病名をつけたことはありません。

4.White fibrous papullosis of the neck(首の白い線維性丘疹症?・・・私訳)首の付け根に白い小さいブツブツがたくさんできます。今から25年前に北大の現皮膚科教授の清水先生がみつけて名前をつけた病気です。膠原線維という線維が増えます。

5.Perifollicular elastosis(毛包周囲弾性線維症?・・・私訳)ネットでもあまりひっかかってきません。病名をつけたことがありません。

若い方で、首の付け根にミカンの皮様のシワシワがあれば一度皮膚科を受診してみてください。若いときには気にならなくて、年をとってから出てきた場合は、たぶん問題ないと思います。気になれば一度皮膚科へどうぞ。

首のまわりに茶色のブツブツがたくさんできているのはアクロコルドンや脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)で、よくあります。ひっかかって血が出る、見た目が気になる方は皮膚科へどうぞ。
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2010年01月30日 トラックバック(0) コメント(0)












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