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体や腕に小さい赤いポツポツができている

お腹や背中や腕に、2-3mmの真っ赤な少しおわん型に盛りあがった、まん丸のできものがある。
2-3個しかない人もいるし、10個以上ある人もいる。

老人性血管腫(ろうじんせいけっかんしゅ)といいます。
名前わるいですねぇ。20歳代から出ますからね。だから私は「血管腫です」としか患者さんにいいません。

めったにないけど小さい血管腫がたくさんできる人の中に、全身の病気が関係している場合があります。くどいですが、めったにありません。血管腫だけでほかに症状がなくて元気ならば、ほとんどの方は問題ありません。次のような症状があれば病院へ。

1.子ども、ときどき手足が痛む、汗が出にくい。成人後は心臓や腎臓などに障害がでる。・・・Fabry病(老廃物を分解する酵素のひとつの働きが悪いために、老廃物が体にたまって症状がでる病気「ライソゾーム病」のひとつです)・・・難病ですが、足りない酵素を補充する治療ができます。20万人に1人。非常にめずらしい病気ですが、早めに治療を開始すれば悪くならずに済みます。

2.手足がしびれる、体が黒ずんできた、毛深くなった・・・・クロウ・フカセ症候群(POEMS症候群)

3.手が赤くなって冷たい。寒くなると強く出る(レイノーといいます)。爪の甘皮のところに小さい出血がある。手がこわばる。・・・・強皮症(きょうひしょう)・・・皮膚が強くなる病気ではありません。硬くなる病気です。症状が強い方と軽い方がいて、軽い方のなかに血管腫がたくさんできる人がいます。

体ではありませんが、唇や舌や指に血管腫がたくさんできていて、鼻血を繰り返すばあいは、オスラー病というのがあります。遺伝性の毛細血管拡張症です。内臓に動静脈シャントがあるといわれたことはありませんか?肺の症状はなにかありませんか?家族若くして脳出血で亡くなられたかたはいませんか?10万人に1人程度の比率です。

雑記:学生時代はとにかく暗記、暗記の世界でした。不謹慎かもしれませんが、そんな中で、覚えやすい病名の場合は少しだけ愛着がわきました。POEMS症候群・・・欧米では主な症状の頭文字をとってPOEMS症候群(P:polyneuropathy-多発神経炎、O:organomegaly-臓器腫大、E:endocrinopathy-内分泌障害、M:M-protein:M蛋白、S:skin changes-皮膚症状)と呼ぶ・・・難病情報センターより
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2009年09月13日 トラックバック(0) コメント(0)












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