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冬の皮膚病(2)

冬の皮膚病(1)の続き。

寒いと、いろいろな暖房を使います。
今回は、熱による皮膚疾患についてふれます。

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熱による皮膚疾患

すぐ思い浮かべるのは熱傷(ねっしょう、やけど)です。阿南病院外科の坂口先生のアンケート調査の要旨がネット上でみれます。1-3月に多い、90%は病院に行かない(自力で治しているということでしょうか)、0-9歳に多い、高齢者は重症になりやすい、原因は熱い液体、焚き火、火災、とのことです。私の経験でも同じような印象があります。

低温熱傷(低温やけど)やけどの重症度は、焼けた皮膚の深さ、広さ、年齢でおおよそ決まります。重症では入院が必要になります。深くても、面積が小さければ命に関わることはありませんが、治るまで時間がかかります。これの代表格が低温熱傷(低温やけど)です。

特に持病のない方にできる場合の原因の多くは湯たんぽです。環境にやさしい暖房器具として見なおされているようですね。44度といった低い温度でも数時間以上接すれば組織が死ぬ可能性があります。症状は、翌朝、スネ(下腿)に数cm大の丸い赤みがあるのに気づきます。痛みなども少ないことが特徴です(やけどをして痛みがない場合は、深いやけどであることが多いです。神経もやられているからです)。2-3日すると色がくすんできて、1週間以内に穴が開きます。水が出ます。そのころ受診されます。治るまで時間がかかります。ですから以前は植皮を勧めていました。今は普通の入浴後にポリウレタンフィルムを貼っておくだけで様子をみるようになりました。早くても2-3ヶ月かかりますが、週に1度程度の受診で済みます(もっと間隔をあけていいと思いますが)。これまで全員治りました。
ただ、植皮をしていたころ、傷んだ皮下脂肪を取り除いていたら下の骨まで痛んでいたことがありましたので、一度は診察を受けてもらったほうがいいと思います。

ひだこ(熱性紅斑:ねつせいこうはん)

赤外線による皮膚障害です。熱いコタツに入りきりのお年寄り、スーパーのレジや寒い事務所で足元に電気ストーブを置いている女性などにみられます。赤あるいは褐色の網目が熱の当たるところにできます。以前の記事を参照してください。

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2008年12月31日 トラックバック(0) コメント(0)












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