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冬の皮膚病(1)

今日は大晦日。当地は快晴です。放射冷却現象でとても寒いです。

冬に多い皮膚疾患(皮膚病)について

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手や足が熱い、痛い

寒さが関係するもの

凍瘡(しもやけ)・・・手指、足の甲、足の趾(手の指と区別するために足のゆびを趾と記載します)に丸い赤紫の少し水っぽい赤みができて、痛がゆい。指先ではなく、むしろ指の途中や手足の甲などにできるのが特徴。治療は前の記事を見てください。

凍傷(とうしょう)・・・登山などで低温にさらされて、心臓から遠い部分に酸素が行きわたらずに皮膚やその下の脂肪、筋肉などが死んでしまう状態。耳、鼻先、頬、手の指、足の趾などの先端から痛むのが特徴。しもやけとの違いです。

動脈硬化(どうみゃくこうか;ASO エーエスオー)が進んでいる方に起きるしもやけ様皮疹・・・動脈硬化で血管の中が細くなっていて、ぎりぎりで血行が保たれていたのに寒さで血管が縮んで血液が行かなくなり、凍傷と同じようなことが起きます。ただ、もともと血行状態が部位によってばらばらなので、血流の悪い部位から傷みますので、あっちこっちに赤紫がちらばります。一見シモヤケににているかもしれません。軽いときは、足爪の側面(横)にまず赤紫が出るような印象があります(個人的な印象です)。一度に強くおこると、趾全体が赤紫になって、そのうち黒くなってきます。壊死(えし)です。部分的な組織の死です。腕と足首の血圧を測って比べると血行状態が簡単にわかります。足の方が1割ほど血圧が高いのが正常です。これが逆転していたら、足の血行は相当悪いということになります。

心臓などの血行状態を調べるためにカテーテル検査を行った時に、血管の壁にくっついていたアテローム(コレステリン・・・コレステロールからできるカス・・・これがたまって血管の内側が細くなる)がはがれて流れ、細い血管につまることが稀にあります。こういう検査をしなくても、自然に剥がれ落ちてつまることがあります。これも動脈硬化と同じような状態が起きます。趾が青紫色になるので、Blue toe syndrome(青・趾・症候群)という変な名前がついてます。皮膚以外に腎臓の血管も詰まることがあり、命に関わることがあります。

次の記事・・・冬の皮膚病(2)へ
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2008年12月31日 トラックバック(0) コメント(0)












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