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ニキビの新しい薬がやっと出る(ディフェリンゲル、成分はアダパレン)

尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)=にきびの新しい塗り薬がやっと発売されそうです。・・・2008年10月に発売になりました。

商品名はディフェリン ゲル0.1%、成分はアダパレンです。レチノイド(ビタミンA誘導体)です。ニキビに使うレチノイドの外用剤は、RETIN-A(トレチノインゲル)が初めてのお薬ですが、刺激感が強いことから現在はディフェリンが一番売れているようです。アメリカ(USA)やヨーロッパでは10年以上前に認可され、現在では50ヶ国以上で販売されている製品です。

資料から、効果や注意点などをまとめてみます。
Kawashima M, J Dermatol Sci., 49, 241,2008より

以下は関連記事
ディフェリンゲルについての質問に対して

ディフェリンゲルの副作用と効果・・・しみる、乾燥する・・・どのくらい塗れば効果がでるの?

しみる薬は入浴後や洗顔後には塗らないほうがいい

効果をアダパレンが入ったゲル 対 アダパレンの入っていないゲル(プラセボといいます)で比較したものです。つけ始めて12週間後のニキビの数がどの程度減ったかをみました。

全てのニキビに対して
    ・・・ アダパレンが入ったゲル 63.2% 対 アダパレンの入っていないゲル36.9%(以下同じ)

赤みのないニキビ(面皰:めんぽう:白や黒の角質がつまっている状態で、ニキビの子供)に対して  
    ・・・・64.6% 対 38.1%

赤みのあるニキビに対して・・・63.7% 対 45.8%

薬が入っていなくても3-4割の効果がある・・・「なーんだ」と思わないで下さい。プラセボ効果といって、薬の効果を見る試験でよくあることです。ゲルを塗るだけでも効くけど、アダパレンが入っていればもっと効くということですね。

次に副作用。 川島眞先生(皮膚の科学6,504,2007)より

皮膚の乾燥(かさかさ):56%
皮膚不快感:48%
皮膚剥離(皮がむける):33.5%
紅斑(赤くなること):21.9%
そう痒(かゆいこと):13.2%

ほとんどが2週間以内に出て、つけ続けると減少してくるようです。けっこう頻度が高いようですが、ぬりはじめに無理をしないで、小さい範囲から、少ない回数(2日に1回とか3日に1回とか)で、基礎化粧品や保湿剤を塗った後から、つける・・・という使い方がおすすめのようです。

早く治そうとして、いきなりガンガン使用すると(気持ちはわかる)刺激が強くて続けられなくなってしまうこともあるかもしれません。

薬価(薬の値段)は1本(15グラム入り)、1765円50銭です。3割負担だと、お薬1本あたり約600円の自己負担となります。1日1回0.5-1g程度使用(両頬)するとして、2週間から1ヶ月ぐらいは持つ勘定になります。

次の記事:ディフェリンゲルの塗り方、注意すること
次の次の記事:ニキビは何歳までできるのか?
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2008年08月25日 トラックバック(0) コメント(0)












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