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ステロイド外用剤のぬりかた、気をつける点など

ステロイド外溶剤を処方するときに患者やさんにお話する主な注意点は以下です。忙しい外来で、すべての患者さんに伝わっているかいつも不安です。逆に再診のたびに同じ話をしていいてくどくなっている可能性もありますが・・・

kamikouti

1.同じチューブにみえても薬の強さが大きく違う・・・王様はデルモベート(商品名)、逆に弱い方の代  表はロコイド(商品名)など。*ロコイドでも使用方法をまちがえると当然問題は起きます。

2.体の部位によって薬の吸収率が違う・・・Feldemanさんの研究
  ・・・吸収が悪いのは皮の厚いところ・・・手足、背中
  ・・・いいのは顔や陰嚢
  *陰嚢は腕の数十倍、手足は数分の一・・・つまり吸収の悪い部位とよい部位は、同じ軟膏をつ    けても、100倍以上吸収に差があるということになります(そのまま臨床効果や副作用に直結す   るかどうかはわかりませんが)

  **副作用は圧倒的に顔(しゅさようひふえん:ステロイドによる赤ら顔、にきび)、腕の伸側、手      の甲、鎖骨周辺、ふとももの内側(萎縮:いしゅく・・・皮膚が薄くなる)が多い気がします。

3.すりこむ必要はありません。薄く1回なでるようにつければOKです。つけた後に、親指の爪先で皮膚を軽くこすってみて、爪に薬がついてくるようなら付けすぎです。指の第1関節から指先まで絞りだした軟膏の量が0.5g、これで、手の平2枚分をぬります(商品によってばらつきがありますが)

4.強いステロイドは1日1回でOK.1日何度もつける必要はありません。

5.薬の付け方は、かゆいときにつけるのではなく、1日に決められた回数をかゆみに関係なく、決められた期間付けきってください。・・・なかなかむずかしいですが。・・・2-4週後に治療が上手くいっているか確認のためにお会いしましょう・・・などと決めておくと、何年もあった古いごわごわの湿疹が治る場合が多いと思います。みなさん、結構まじめにつけてきてくれてくれるようです。
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2008年08月13日 トラックバック(0) コメント(0)












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