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下口唇のただれが治らない

したくちびる(下口唇:かこうしん)にできたただれが治らない時、
疑われるのは次の病気・・・

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kanabun

・かぶれ・・・まず疑う。リップクリーム、金属のマウスピース、歯磨き粉

・舌でべろべろなめてできる刺激性皮膚炎・・・一度できると気になりますから、しょっちゅうなめてしまうのでしょう。外気に触れる部分の皮膚は、乾燥に耐えるようにできていますが、水には弱く、なんどもなめていると逆に乾燥してヒビが入ってきたりします。

・固定薬疹(こていやくしん)・・・一旦は治るけれど、年に何回か繰り返す場合。時々飲むお薬で、体の一部の同じ部位に痛い(ピリピリする)丸い皮疹がでます。水疱になることがあり、繰り返すことからヘルペスを間違われていることがあります。原因薬は、鎮痛剤が多いです。風邪をひいたときだけ、生理痛のときだけ、頭痛のときだけ、と、ときどき頓服で飲む場合にでるので、気づきにくいですね。陰部(亀頭)などにもよくできます。皮膚にできる場合はまん丸になります。

・開口部形質細胞症・・・よくわからない病気です。形質細胞というよく粘膜の炎症で出てくる細胞がたくさん出ています。悪い病気ではありませんが、ただれが続いてうっとうしい場合は外用剤で治します。

・1cm大までの丸くしこりを触れて、その表面がただれている場合は、梅毒を疑います。
 稀ですが・・・


クチビルのただれが治りにくく、長引く場合は、次を疑い、皮膚生検が必要になります。

・扁平苔癬(へんぺいたいせん)

>>>自分の免疫が自分のクチビルの粘膜を攻撃している状態。頬粘膜にも白い網目状のモヤモヤしたしたものが見えたりします。すっぱいものやしょっぱいものがしみたりします。手背などの皮膚にも紫色の光沢のある少し盛り上がった1-2cmの発疹がでたりすることもあります。原因は薬剤、金属アレルギー、歯磨き粉、C型肝炎など。

・日光口唇炎(にっこうこうしんえん)
>>>扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)のでき始め。

・天疱瘡(てんぽうそう)
>>>自分の免疫が、皮膚の細胞と細胞をむすびつけている紐(デスモグレイン)を切ってします病気です。クチビル、口の中(歯肉)、肛門などにただれができてから、しばらくして皮膚にただれがでてくることがあります。皮疹が出るまでは診断がつきにくいです。

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2008年07月31日 トラックバック(0) コメント(0)












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