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カメムシ

ブログを引っ越しました⇒うはら皮膚科(仮想クリニック)

以前このブログで触れたカメムシの記事を論文にしてみました(年末の休みに書いたのです)
Orange pigmentation spots on the sole may be from a stink bug

足の裏にオレンジ色の点々ができた患者さんがいて、原因がわからず何年かもやもやしていました。偶然読んだ医学雑誌にそれがカメムシを踏んだことによる色素沈着であることが出ていて、長年?の胸のつかえがとれてすっきりしたという記事です。足の裏にオレンジ色のシミが突然できた

korianda- kamemushi 2012
このブログでは初めてのリバイバル写真です(元記事はこっち)。うちの庭のコリアンダーに来たカメムシです。Wikiではカメムシはコリアンダーの匂いがする、と書いてありました。緑のカメムシは美しいです。でも足に色を付ける(本人は踏まれるので本望ではないと思いますが)クサギカメムシは灰色で地味です。

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2016年04月24日 トラックバック(0) コメント(2)

たこ焼き食べてショックになった


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もう少し正確に言うと、「家で作った」タコ焼きを食べたら、体にかゆいもの(じんましん)ができた、息が苦しくなった、(最悪の場合は)ショックになった・・・です。

よくある順番は、、

お好み焼きを食べてショックになった。
ホットケーキを食べてショックになった。
たこ焼きを食べてショックになった。

(ショックから生還した後に)皮膚科で原因を調べてもらうようにと紹介されてきます。
・・・まずはいろいろな質問から始まります。いきなり血液検査はよろしくありません。

2016APR8-1
当地も桜が満開になりました。今年はいつもより早い感じがします。「雲とまがふ万朶の桜花」でしょうか。
2016APR8-2
庭も春めいてきました。
2016APR8-3
痛んで捨てた玉ねぎから葉が出てきました。

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2016年04月09日 トラックバック(0) コメント(1)

リウマチと言われている・・・+ふけ症、あるいは爪が濁っている・点状にへこんでいる


ブログを引っ越しました⇒うはら皮膚科(仮想クリニック)

関節リウマチと鑑別すべき疾患はたくさんあります(私は専門ではないので、教科書などからの受け売りです)。皮膚科に関係が深い鑑別疾患は関節症性乾癬と強皮症でしょうか。

関節リウマチと言われている

+両手が赤く冷たい・・・強皮症

+ふけがすごい(脂漏性皮膚炎様)・・・関節症性乾癬

+すべての爪が白癬(水虫)様に黄色く濁っている、あるいは爪に細かいへこみがたくさんある・・・関節症性乾癬

+尾てい骨のところの皮膚がガサガサした赤い皮疹がある・・・関節症性乾癬(ただし、単なるガサガサ、ざらざらのみは高齢者の尾てい骨によく認められる症状です。お尻の肉が減って体重を支える部位に一致して皮膚が硬くなるのです)

+指の第1関節が腫れて赤くなっている・・・関節症性乾癬(へバーデン結節という慢性の関節症も似た症状を示します)

+踵の後ろが腫れて痛む、足の裏が痛む・・・関節症性乾癬

皮膚科診断をきわめる 図
皮膚科診断をきわめる: 目を閉じて診る,もうひとつの診断学の挿絵の一部です。
[皮膚科診断をきわめる: 目を閉じて診る,もうひとつの診断学]Amazon

2016年03月27日 トラックバック(0) コメント(1)

サルコイドーシス(2) 新しい診断基準 2015


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前記事では、肉芽腫とは?の説明で終わってしまったので、今回はその続きです。
肉芽腫は組織球という細胞のかたまりで、菌や異物や細胞の死骸などを取り囲んでできるカプセルです。サルコイドーシスはカプセルの核がないのに、肉芽腫(にくげしゅ)というかたまりが体中にできる病気です。今回は症状や診断基準について触れます。

参考にしたサイトや講演:
1)近畿中央胸部疾患センター呼吸器内科の倉原優先生のブログ
2)四十坊典晴先生の論文「わが国におけるサルコイドーシスの診断基準と重症度分類
3)そして、週末にあった北海道地方会での関西医大教授、岡本先生の講演

2016MAR21
今日は良い天気です。庭にも花が咲き始めました。

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2016年03月21日 トラックバック(0) コメント(1)

サルコイドーシスとは(1) 新しい診断基準(2015)


週末は札幌に行ってきました。北海道地方会に出席するためです。関西医大の岡本教授のサルコイドーシスの講演を聞きました。今回は自分の勉強を兼ねてサルコイドーシスの新しい診断基準(2015年改訂)についてまとめてみます。

2016MAR18

並走する2すじの飛行機雲。この後、北から来たもう1本の飛行機雲がこれに直行しました。空にも道があるのですね。FDAで銀色の機体は初めてでした。

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2016年03月21日 トラックバック(0) コメント(0)

第79回日本皮膚科学会、東京・東部支部合同学術大会


新宿にいます。学術大会では多くの教育的あるいは珍しい症例などが報告されます。一番大きい皮膚科の学会は総会ですが、そのほかに国内をいくつかの地域にわけた支部ごとの学会も開催されます。今回は首都圏と東部支部(静岡から北海道まで)の約四半世紀ぶりの合同学会です。多くの症例報告から個人的に勉強になったものをいくつか紹介します。

1.ケーソンCG(防腐剤)のかぶれが増えている可能性がある(酒井ら、新潟大)・・・防腐剤と言えばパラベンが有名ですが、ケーソンCGは冷却用ゲル(暑い夏に使う枕など)などに入っていて、何かの拍子にしみだして?かぶれることがあるようです。顔のかぶれを疑ったときに冷却用ゲル製品の使用の有無も聞かないとけないかもしれない。大阪府立公衆衛生研究所HPに詳細が出ています。こっち。

2.毛染めのかぶれを疑った時に、パッチですとでパラフェニレンジアミン(染毛剤の中心成分)に陽性になる方は半数しかいない(石川ら、東邦大)。パラフェニレンジアミン陰性だった方は、香料、金属、防腐剤に陽性だったようです。疑った成分のパッチテストのみでは不完全な検査になってしまうかもしれないということですね。

3.顔や手足に棘状の小さい角化(イボ)が多発してきた高齢者・・・血液や内臓のがん(茶谷ら、永寿総合病院、上田ら、北里研究所)。中高年で両手足が硬く角化してきたとき、腋などに黒くてざらざらした皮疹がめだってきたとき、体中に短期間にイボが増えてきたときなどに、まれに悪性リンパ腫や白血病などがかくれていることがあります(きわめて稀です)。たぶん腫瘍細胞やそれに対応しようとする自分の体からいろいろな因子が分泌されて、それによる表皮細胞の増殖ではないかと疑われています。つい先日。先輩の先生から手足に棘状のイボがたくさんできた高齢の患者さんについて「何かわかる?」と聞かれました。先天性の掌蹠角化症には同じような症状を呈する病型はありますが、高齢者ではあまり聞いたことがありませんでした。学会には出てみるものですね。目の前が晴れました。

4.後天性無汗症では血清CEAが増加する(本間ら、旭川医大)。CEAは内臓の腺癌などで増加する腫瘍マーカーです。がんの存在を血液検査で見つけられないかという目的で開発された古い検査です(実際はかなり病気が進行しないと異常値になりませんので、早期診断には画像検査が必要です)。

5.右腕が赤く腫れた、抗生剤が効かなかった・・・右鎖骨下静脈血栓(角田ら、川崎市立井田病院)。下肢で同じようなことが起きた場合は血栓症を鑑別に挙げやすいのですが、上肢では個人的には盲点になる疾患だと思いました。注意します。

*今回のブログ記事の更新は1カ月半ぶりになりました。このブログ会社は1カ月以上更新しないと広告で埋め尽くされてしまいます。昨日の懇親会で何人かの知り合いが(更新されていないことについて)心配してくれました。見てくれている方がいるというのはありがたいことです。大丈夫です。原因はネタ不足と怠慢です。

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2016年02月21日 トラックバック(0) コメント(0)

ニキビが治らない


年賀状でお題をいただきました。そこで過去の記事を振り返ってみたらずいぶん長いことニキビ(ざ瘡)について書いていませんでした。昨年、久しぶりにニキビの新薬(といっても海外では昔からあったものですが)が承認されましたので、まとめてみたいと思います。皮膚科に受診された場合に保険診療で行う基本の薬剤(商品名、カッコは一般名)は、

1.ディフェリンゲル(アダパレン):ニキビの原因の始まりである角質などによる毛穴のつまりを治す。面皰(めんぽう、毛穴に白いものが詰まっている感じ、ニキビの子供)から赤くなったニキビに効く。

2.ベピオゲル(塩化ベンゾイル):毛穴の詰まりと次に始まる赤いニキビをおさえる。

3.ダラシンTゲル:抗生物質。ニキビ菌の繁殖をおさえる。

4.上記2と3を混ぜたデュアック配合ゲル。

5.ミノマイシン、ビブラマイシン、ルリッドなどの抗菌剤の飲み薬:にきびが大きくなって膿がたまっている、あるいは赤みと痛みが強いニキビに用います。

外用剤はそれぞれ1つでも効果がありますが、2つ以上を併用するとさらによいことがわかっています。どれをどのように組み合わせるかが問題です。

関連記事
ディフェリンゲルの使い方
しみる薬は顔を洗った直後には塗らない方がいい

2016JAN2-1
2016JAN2-2
2016JAN2-3
2016JAN2-4
暖かく気持ちのよい天気が続いた三が日でした。せんべいを焼いてみました。

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2016年01月03日 トラックバック(0) コメント(0)

2015年大晦日


紅白歌合戦が始まっています。1年を振り返ります。

2015DEC31

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2015年12月31日 トラックバック(0) コメント(0)

朝起きたらすねに500円玉程度の赤みが・・・徐々に黒ずんで、じくじくしてきた


やけどの多くは熱いお湯や蒸気や金属(やかんやストーブ)に一瞬触れておきることが多いのですが、皮膚の障害は温度x時間で決まりますので、心地よい暖かさ(数十度)をもたらす熱源でも長時間当たっているとやけどになります。

アンカによることが多いですが、ストーブなどのそばでうたたねしたときにも起きることがあります。やけどに気づいた直後は丸く小さな赤みだけですが(感覚神経も焼けているのであまり痛くありません。痛みのないやけどはむしろ深くやられています)、深くまで焼けていると、翌日あたりから赤みが紫色などにくすんできて、1週間後程度から黒くなり、ぐちゃぐちゃしてきます。時間と共に悪化している感じがしますが、実は皮膚の破壊は最初の数時間で完成していて、痛んだ皮膚が顕在化してくるだけです。どうすればよいか・・・

関連記事
冬の皮膚病 低温熱傷とひだこ


懐かしさがちりばめられていました。[フォースと共に」という言葉に涙腺がゆるっとしました。高校生の時に見たエピソード4の完成度の高さをあらためて実感しました。ダークサイドがちょっと弱い感じがしました。次回作が勝負ですね。

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2015年12月29日 トラックバック(0) コメント(0)

それでも患者さんは苦しんでいるのだ



「アナフィラキシー(何かを食べたり、飲んだり、注射したり、刺されたりした直後に、眼が赤くなり、鼻水、鼻づまり、唇の腫れ、喉の違和感、息のしにくさ、喘息発作、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、全身のじんましん)を起こしました。検査お願いします」という依頼が良く来ます。アナフィラキシーの原因を見つけるための検査は命がけです。

2015dec19
先々週になりましたが広島に行きました。有名な庭園の玄関には新年の準備が
2015dec20
広島の朝焼けです。

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2015年12月28日 トラックバック(0) コメント(0)

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